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タイトルなし

2008年04月13日 23:28

攻撃再開
X-JAPAN 3DAYS

もう10年。
まだ10年。

再び見ることが出来ると
、逢うことが出来ると
想像すら出来なかった5人。

伝説と呼ばれても何の遜色も無い人達。
去年聞いたあのたった一言で、絶対に『行ける』と確信した。
『行きたい』って表現をしないのはそんな気持ちは当然で、
その気持ちの後には『怖い』って気持ちがあるから。
何に対する怖さかは俺じゃないと解らない。
大好きな人達に逢うのに何が怖いのか。
10年間掛けて整理を付けてきた。
逢える機会を自分で潰して逃げてきた。
どんなに考えたって、蓋をしたって逃げられるものじゃない。
いつも頭の中に居る存在を消せるわけも無い。
だから怖い。
居ない人が映像の中だけに居て笑っている。
でも現実には居ない。
それを見せ付けられた時、一体自分はどうなるんだろう。

3日間のチケットを押さえてライブまでの1ヶ月、とにかく考えないようにした。
考えれば考えるほど行くのが怖くなる。
チケットはあっても、ギリギリになっても実感はない。
ドームに着いてもまるで他人事で、若くなったファン層を見て10年の歳月を感じた。
コスプレが減ってたのも、全盛期に十代、二十代だったのが今じゃ三十路かそれ以上。
分別とか体裁とか世間体とか考える歳になってる。

大人がわかっちゃいけないバンド

それがX。
今回コスはしなかった。
武装して行かない。
素の自分で行くことに意味がある気がした。
意味はあったけどね。
自分にとって良かったと思う。

初日の2時間半押し。
待ってる間、中止にするならしてくれと願ってた。
いつ始まるとも知れない緊張感に耐えられない。
かと言って席も立てない。
過呼吸でも起こすんじゃないかと思った。
一緒に見る人は居ても向き合うのは自分1人。
一体何を待ってるんだと、待つ必要があるのかと
帰るなら今だって。
そんな気さえした。

客電が落ちた瞬間に崩れた。
本物がそこに居る。
変わらない声と音がする。
だからビジョンに大きく映ったHIDEを見た瞬間に潰れた。
何を見に来たんだ。
どんな整理を付けてきたんだ。
正視できる状態とは程遠い。
頭を叩かれて引っ張り上げられた。
復活のあの瞬間は一度しかない。
その瞬間に立ち会えるのは今しかない。
だから辛くてもよく見ておけって。

何も準備も整理も付いてなかった。
ただ、ただ、HIDEが居ない事を突き付けられた。
どんなにお金を掛けてシンクロさせた映像を編集したって

居ないものは居ない。

逆に居ないことがよく分かってしまった。
HIDEが映る度、笑う度に潰れた。
メンバーが笑えば笑うほど、感謝の言葉を口にする度にヅレを感じた。
音を聞き、弾き慣れた、歌い慣れた歌を10年振りに演奏して
10年間待っていた人達に伝える気持ち。
彼らの中ではずっとHIDEと一緒だったと思えるだけの空気感があったんだろう。
でもその空気感が俺にはとても悲しかった。
居ると思えるだけの存在を感じられない。
其処にあるのは思い出と整理を『付けたつもり』蓋を開けられた気持ち。

どうして居ないのか
あの位置に立つはずの人は映像の中にしか居ない。

やっぱり居ないんだ

それだけが頭の中を占めていて涙しか出なかった。
声も出なかった。
終わった後も満たされた気持ちは無く
何が起きたのか解らない。口もまともに聞けなかった。
二日目は時間通りに始まるなんて思っていなくて
生まれて初めてライブが始まった瞬間に間に合わなかった。
音が聞こえた瞬間に頭が真っ白になって支えられながら通路を入った。
席に泣きながら着いて、全く動けないままアンコールを迎えて
その瞬間に立っていられなくて崩れ落ちて泣いていた。
見なきゃいけない。
その気持ちだけで。
どうしても動けないまま。
客電が点いても座り込んだまま暫く動けなくて
外に出てからも言葉が出ない。
家に着いてひたすら泣いた。
パンフレットでHIDEのページを見て
自分の中の時間は止まったまま動くことは無いんだと確信した。

三日目。
とにかくしっかり見よう。
ちゃんと向き合おう。
そう決めていた。
身体は不思議なもの。
ヘドバンする曲で勝手に動くんだ。
自分の根源、根底、心の底。
何処を見てもXが全ての支え。

最後まで泣きながらでも見切ったけど
終わって外に出ると言い様の無い虚無感に足元が無かった。
三日間で分かったこと。

HIDEはもう居ない。
自分の気持ちはあの時で止まったまま。
整理なんて全然付いていない。

家について声を上げて泣いた。
居ないことが分かってしまったのに受け入れることなんて出来ない。

だから思った。
人間は変わるもの。
ただこの気持ちだけは絶対に変わらない。
誰かに代われる人じゃない。
整理を付けようとしたって就くものじゃない。
未だに受け入れる事を頭が拒否する。
良かった事は以前よりも曲が聞けるようになったこと。

それは進歩かもしれないけど
今までと何も変わらなかった。

どうにかしようとか、受け入れようとか
やっぱり気持ちに蓋をしていく事しか出来ない。
それが自分なら自分自身を受け入れてしまう事は出来るけど
それ以上でも以下でもない。

何かが変わるかもしれないと思った。
でも結局、何も変わらなくて変えられなかった。

ただ自分の中のHIDEって人の存在の大きさを改めて再確認した。

それだけでも良かったんだろうか。

誰かに置いていかれるかもしれないと怯えて
大事な人が還ってこないかもしれないって
いつも怖いんだ。
また俺より先に逝ってしまうかもしれない。
伝えたかった言葉も時間も気持ちも全て伝える前に。先の事じゃない。
いつ起こるかわからない事。
いつ起こってもおかしくない事。
だから必要以上に確認してしまう。
ちゃんと還ってくるのかって。

俺の時間は止まったままでこれからも多分、
動き出すことは無い。
それは変わることを拒否しているのではなく
変えてしまってはいけないから。

変えてしまった時。
俺は俺じゃなくなってしまうだろう。
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