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石巻災害ボランティア5

2011年06月25日 06:59

再び石巻でございます。
朝、5時に起きる予定が4時に目が覚めて準備しても時間が余ったから
コンビニに朝ご飯買いに行って、人様宅の台所で卵を失敬したら
家主が起きてこられました(笑)
調子乗って、Xのロゴ入りTシャツ着て行こうかと思ったんだが
やり過ぎだろうと思いまして、TAUJANとRa:INのストールのコラボにしてみました。
自分のテンションも上げないとね。

15904323.jpg



内容的には書かない方が良いかとも思ったんだけど
事実として、見てもらうのが重要だと思うので書きますね。
シビアな内容かもしれないけど、全部が全部良い事って訳では無いので。
コレを読んだからって、ボランティアに自分が出られないって思う必要はありません。
大概の人はそんな事思わないと思うけど。
全ての被災者さんがボランティアに、感謝の気持ちを示してくれる訳では無いんですよ。
人間だしね、色々有りますがな。

ま、ボランティア側の気持ちの問題もある訳ですけどね。

<18日>
前日、張り付いてブログ確認して乗合募集が出たので
今回もタノさんとご一緒してきました。

色々気に掛かる点もあったんで、先にお電話でお伝えしてから石巻へ。
やってみないと解らんしね。

今日のタノンティアは、
プロの競艇選手濱Dさん(イケ面です))
うちのブログを見て参加してくれたこうとさん
乗合募集を締め切ったのに連絡してきた、仁○さん(笑)
タノさん、自分の5人。
現地で引地プラスチックさんと合流し
個人で来てらした方を数名捕獲して、全部で10人。

今回の被災者さんはちょっと変わった方。
震災の影響でなのか、その前からなのか。
被災者さんだって当然人間です。だから人によって反応は様々。

どんなにこちらが頑張っても、要望を叶えようとしても
被災者さん全員が、必ず感謝してくれるとは限りません。
それは当然で、少なくとも俺は感謝して欲しくて行ってる訳じゃ無いので
その辺はどうでも良いと思ってるんだけど。
復興後の石巻を見て「俺もあそこで瓦礫撤去したんだ」って自慢しながら
釣りをする自己満足がメインですから(笑)

感謝される、されないでモチベーションが上がったり下がったりするボランティアさんも居る訳ですよね。
感謝して貰えなかったからモノ足りないとか
喜んで貰えなかったから張り合いが無いとかね。
感謝されたいと思って活動する=見返りを求めているって話だからさ。
被災者さんにも色々いれば、ボランティアにも色々居るよね。
この話したら、ボランティア側の受け入れの仕事してる社会福祉協議員の嫁が
「そんな(考え)だったら来なくていいよ。感謝されたいと思ってやったってまともに動けるはずないし、来るな!」
って怒ってたけど(笑)
ま、確かにね。
皆必死なんです。
今の自分の生活を立て直すのに、維持するのに、前に進むのに。
ウチの嫁は、被災当初、家にも帰れずとにかく近隣のお年寄りの安否確認や
避難所のサポート、ボランティアの受け入れで休み無く動いてた人。
見てるんですよね。俺なんかとは比べ物にならないくらい沢山の状況を。
だから話す内容も凄くリアルで、こっちが申し訳無くなる。



店舗、家屋が二棟、敷地面積も広く何処も手が付けられていない状態。
しかも、俺らが入るのでこれでも2回目。
IMG_3158.jpg


元々、農家が多くイチゴを栽培している所もある。
朝は早くから、夜は21時まで農協に作物を納めて生活し
中にはアパートを持っていて、貸したりしながら生活していたりする住民の方も居るそうです。
そこが津波で流されてしまっている。
広い敷地の向こうには大きなビニールハウスがあり、津波で派手に潰れていました。

手つかずのお庭。億に見えるのがビニールハウス。
IMG_3157.jpg


被災者さんは、一般的な避難所では無く透析の必要なお母様と一緒に
福祉避難所に居るそうです。

今日のオーダーはかなり細かかったらしく、この人数では到底終わらないので
店舗内の瓦礫の撤去に絞らせてもらったとの事。

IMG_3156x.jpg

この被災者さんの要望を全て聞くとなったら、数十人単位のボランティアで
数ヶ月掛かってしまいます。
でも「これぐらいすぐに終わるでしょう?」とニヤニヤ顔で言われる。
どんな状態にまでしたいか、目的は何か伺っておかないと
こちらも何処を一次的とは言え、ゴールにして良いのか解りません。
伺うと
「どんな状況?目的?そんなの必要ですか?僕が(どこで終わりにするか)決めます」と言われたそうな。
今回瓦礫を撤去してもこの家に住むつもりも無く、家屋も壊す。
2階に住んでいる人のお宅や、瓦礫を撤去して家を再建しようとする人を優先して
ボランティアも派遣されている等説明しても、ご理解頂けない。

敷地内で水たまりが出来て不衛生だからヘドロで窪地を塞ぎたい。
二万円の封筒、小銭、お釣りが入っている袋の回収、飲み物は捨てないで、
使えそうなモノは取っておいてほしい。
「手、洗いたいでしょう?」と、回収したジュースを俺らに渡して来ます(しかもドデカミン。。。。)
店舗内の家具を移動する際にも
「床の畳を取り出したいが、上の家具は位置をずらす程度にして置いたままで作業して欲しい」
この人数では運び出さない限り、その方法での作業は不可能。
アイスの冷蔵庫の中から、冷蔵庫を移動させずにアイスだけ出したい。
冷蔵庫を出さなければ、他の棚も動かせないし作業が出来ません。

IMG_3159.jpg

ひたすら土嚢袋積んだ!積み方覚えて帰ってきましたよ。
こうやって、日常には全く必要の無いスキルがどんどんついて来てます。
まさに、器用貧乏(笑)
IMG_3183.jpg


リーダーさんは俺らの見えない所で、被災者さんとケンカになりそうになりながら、
説得されていたそうです。
出来るだけ要望を叶えてあげるのが、ボランティアのミッションですが
出来る事、出来ない事、必要な事、そうでない事も
時にはお伝えしないといけません。
この被災者さんの要望を全て聞くとなったら、数十人単位のボランティアで数ヶ月掛かってしまいます。

自分は事業にも失敗してどうしようも無い時に津波が来たから
あまりショックは無いけど、
周りの(お金を持ってる)家はそうじゃ無いから大変だろうなぁ~。
ショックも大きいだろうなぁ~とニヤニヤ。
被災地での人間模様とか、人の心の内面とか精神状態とか、
生活にしても気持ち的なモノにしても格差が有る事を目の当たりにした。
衛生面に物凄く気を使ってるのかと思うような、行動と言動があるのに
手を洗う時にはヘドロの中から回収したジュースを渡そうとしたり
食べてくださいと持って来て下さった差し入れは、避難所で配られた賞味期限が大分切れたものだったり。
もう(避難所には)不衛生だから持って帰れないんですと言われていたけど。
誰もが頑張ろう!早く復興させよう!って前向きに捉えてる訳じゃ無いんですよね。
これだけの事があった場所だから、当然、人の心は荒むし
自分の置かれている状況よりも、悪い状況の人を見て安心する事もあるんでしょう。
今まで自分よりも「上に」居た人が、津波が来たばっかりに「下もしくは同等に」なった。
それが何処となく「嬉しい」
行政からの指示も後回しにされている地域なので、瓦礫を撤去しても無駄になるかもしれないし
これから先、他の地域よりも復興に時間が掛かるのかもしれません。

まだもう一棟の家屋やお庭は手つかずな状態で残して来たので
またボランティアの継続を希望されたとか。

IMG_3175.jpg

今回はタノさんが色々お話して、出来る事と出来ない事を割り切って貰ったけど
今度来るボランティアさんがそれほど経験も無い人達だったら、言いくるめられて
苦労する事になるかもしれない。
初回に入ったボランティアさん達の申し送りから、今回、嫌な予感がしていたとは言われてましたが
次回継続するなら、一般の俺らの様なボランティアでは無く社会福祉協議会から直接
もしくはボラセンの人が直接、必要ならカウンセラーも一緒に来た方が良いと言う結論になりました。

帰りの高速は結構な渋滞。
前回、ボランティアに来た時にご一緒した長さんが個展をされてるとの事で
ご挨拶がてら、立ち寄らせて頂きなんでか人様の個展会場で
2人の成人男子の腰だかお尻だかに、バンテリンを塗る名誉に与りましたよ(大笑)

IMG_3192.jpg


ま、この日は合流当初から「悟にバンテリンを塗らせてあげるよ」って言われてましたんでね。
お昼の休憩のときですら「屋外」で、腰だかお尻だか解らん位置にバンテリン塗りましたけどね(笑)

IMG_3171.jpg

お家でおねぇがご飯作って待っててくれるって言うから
土地勘の無いこうとさんを長さんにお願いして、バスでお家に帰りました。
久しぶりに仙台のバスに乗った。
後ろから乗って前から降りるのですよ
お家に着いたら、おねぇが名称不明の美味しいご飯を出してくれた。
ありがとう。美味しかった(>_<)
で、青鬼のニコ生見てる内に数年ぶりに寝落ちしました。

半目にはなってなかったって。良かった。

明日はタノンティアバスツアーでございます。



一緒に活動した皆さんと。
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