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宮城県亘理郡山元町と仙台

2011年04月14日 06:38

今の仙台市内と亘理の状況です。
感情論抜きに話した内容をそのまま書くので、読みにくい部分はご容赦ください。


仙台の友人と一時間程電話した。
電波状態が安定しないのか、機種的な問題か
5分置きに電話が切れる。

高校の頃からのX友達で、俺と一番近い感覚でXを見ている人。
何が何でも復活の時は彼女と一緒に見ると決めて一緒に見た。
大事な先輩で、大事な大事な馬鹿な友達。
電話が切れるたびに、あたしはスパイに狙われていると戯言を言っていた。
ひーちゃんと握手した話をしたら、HEATHとYOSHIKIは至近距離で見た事が無いから
綺麗さが分からないと言っていた。
(YOSHIKIの麗しさは、間違いなく脳内で補完されている)
そして、ひーちゃんが物凄く綺麗だったって言う俺の言葉に
「どこのおばちゃんだよ、あなたは」って笑っていた。
だよね、PATAちゃんと握手した時も、TOSHI君に最前列で会いに行った時も、
HIDEちゃんにラジオの収録で会いに行った時も一緒だったもんな。
一緒にX見た時は東京ドームのスタンドからで、大将見えなかったもんね。
て言うか、二人とも泣き通しで誰も見えてなかったもんな。


彼女は宮城県亘理郡山元町に親戚のおじさんが居る。
津波で家は流されたけれども、家族全員無事で
今は親戚を頼りに、アパート一部屋に二家族同居で避難されているそうです。
本当は住んでいた町を離れたくは無いけれど、入居出来るなら
何処でも構わない、近隣でも、蔵王でも、宮城なら良いと
入居申請も出しているそうです。
テレビでは気仙沼、石巻、原発の報道は多いけれども
山元町も同じように大変なのに、テレビには映らない。
だから現状を知ってもらえない。
と、悲しそうに言っていた。
まだご遺体の捜索がされていて、瓦礫の撤去も思う様には行えていないと。
町の公式サイトにもその状況が伝えられています。
ご覧になって下さい。
被災した地がどうやって町民を守ろうとしているのか、
どの様に住民の方々の瓦礫の撤去や二次避難を町がサポートしているのか
分かるはずです。


山元町ホームページ


大きな市は目を向けてもらえるけれども、小さな郡や町は報道の外に出てしまう。
未だに自衛隊によるのご遺体の捜索と瓦礫の撤去が行われている。
断水も続いている。
どの被災地だって大変なのは同じと感じられるかも知れませんが
少しでも現状を知って頂きたくてここに書きます。
心無い野次馬のせいで混乱させられ、実際に現地で被災された方ですら
自分のお家を確認に行ったり、中に入れないそうです。
道路も同様で、必要とされている車両がうまく行き来が出来ない状態。

彼女のお父様も山元町に行かれたそうですが
そんな状態で中にも入れなかったとの事。
今、差し伸べられる手は冷やかしや、物見遊山な観光精神ではない。
各地でチャリティライブの実施や、音楽番組の主旨が変更され
被災地に向けて声援を送っていても、実際の映像を
避難している人たちは見る事が出来ない。
ライフラインもまだ確立されていない。

ご遺体を探す時間帯は夕方。
潮が引いた事により探しやすくなるから。
天気がいい日は流れ込んだ泥が乾き砂漠のように砂塵が舞う為、
その泥を流す雨の日の方が探し易い。
マスクは必須。
足元は泥だらけで、埋まっているご遺体を見つける事すら困難な状況。
毎日、毎日流れ込んだへ泥をかき出す。
そして、なんとも言えないニオイが町中に広がっている。
これから暖かくなるにつれて、それも増すだろうと。

そう悲しそうに言っていた。

仙台市内もビルや百貨店、店舗の壁が崩れたり、地割れしていたり道路にはヒビが入っている。
4月下旬~5月上旬の全開通を目指す東北新幹線の車体は、
仙台駅手前の広瀬川の陸橋の上で、3月11日から今も止まったまま動いていない。
近くの公園には撤去された瓦礫が堆く積まれている。
中には今回の震災とは関係のない、粗大ゴミまで混ざっている。



駅や町中に「頑張れ東北!」って言葉が貼られている。
今までは「頑張れ東北!」って言われても他人事の
様にしか受け止められなかったけれど、
最近になって自分は「当事者なんだ」と気付いたって。
そういう、言葉を目にするたびに涙もろくなったって。
自分も頑張らなきゃって思うって。

地震酔いも酷いと言っていたけど、周りも皆同じだし
会社も気を使って、精神的に辛かったら帰っても良いと
言ってくれるけど、周りが頑張っているのに自分だけ帰れない。
彼女のお姉さんの住んでいる八木山(やぎやま)はまだガスが通っていない。
仙台に住んでいて今は東京に居る俺ですら、頑張れ東北って言われると
涙出そうになるのに、当事者がそれを見たときの気持ちは
推し量れない物がある。

彼女は俺と電話している間、ずっと体調には気を付けてと気遣ってくれていた。
親身に聞いてくれてありがとうって。
仙台に来るなら治安も悪くなっているから、気を付けてって。
東京に居たんじゃ、現地の状態は報道とネット環境に頼らざる得ない。
ライフラインが断たれている場所なら、尚更。
でもその頼みの綱の報道ですら、偏っている。
彼女との話の中ですら、知らなかった事が沢山あり過ぎる。
引っ越していなければ、今自分は彼女と同じ環境に居る。
それを考えると、怖いと思うより先に今東京で安穏と生活している事が
とても申し訳なくなる。

仙台に来るんなら、本当に気を付けてってずっと言っていた。
ありがとう。自分相応の準備して行くから大丈夫だよ。
無理して行くけど、無茶はしない。
そっちこそ、そのブツブツ途切れるドコモのスマホに文句言ってやりな。
仕方無いから、hideちゃんのギター持っててやるからさ。
きっともっと笑えるようになる。
うちに飾ってある時も、こないだの余震ですら一つも倒れなかったんだから
倒れないように飾れよ!
あの人、根性据わってるから倒れんだろうけどね。


まだ自分にも出来る事があるはず。
そう思っています。












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